タイトルがいまいち思いつかない
先ほどから嫁さんが前出のプリンターを使っています。
「新しいの買ったら?」なんていいながら。

ついプリンターを見ながら考え込んでしまった事。

最近、人命がずいぶんと軽んじられてる気がします。
テレビを付ければ殺人だの自殺だのテロだの(ry。
つい10年くらい前まではこんなに極端じゃなかった。
別に道徳とか脩身なんてとくことはしないけど、
少なくとも今よりは人命というものを尊いものだと考えていたはず。
確かに、漫画、ゲームの中では「殺し合い」なんてものはよくあった。
でも少なくとも現実と虚構の区別はついていた…
それが今は区別できなくなってる気がします。

古より人は必ず死ぬ。それは避けられない事。
不老不死なんてのは、夢の話。
でも、人はそれを避けるために懸命に生きる。
でも、今は簡単に人生を捨ててしまうような行動を取る人が多い。
輪廻転生というものを信じているのかどうかは知らないけど。

全ての人は単独では生きていない。
普段は意識しないのかもしれませんが,
みな何らかのつながりを持っている。
自分の死というものは、他の人を生きていけなくすることもありえる。
単純に血のつながりだけでいっても
親、子、配偶者、兄弟なんているわけで。
実際は社会的なつながりもある。
完全に独立した人なんているわけないのです。
なのに、なぜ自ら死を選ぶなんて事をするのでしょう?
世の中には不幸にして早すぎる死を
受け入れなければならない人もいっぱいいるのに。
私自身のことを考えてみても、もし嫁さんになにかあったら?
正直なところ想像がつかない。

突然の、そして永遠の別れというものは、本当に辛いもの。
そりゃいずれ別れは来るのですが、やはり「突然」という点は大きい。
冗談や比喩ではなく本当に時間が止まってしまうのですよ。
私は正直こんな思いは2度としたくないし、してほしくもない。

いつからこんな世の中になってしまったのでしょうね。

え?これと古ぼけたプリンターに何の関係があるのかって?
このプリンターは何度か時が止まっているのですよ。
彼女達はこのやたらと音の大きいプリンターを好んで(?)
使っていました。
その姿が心のどこかに残っていて、
どうしても捨てられなくなってしまったみたいです。
もう、それほど長くはないでしょうけど、
使える限りは使おうとおもいます。

今日の画像は
「涙」ですね。
こんな悲しい涙はなかなか無いと思いますよ。

コメント

jpnetTKT
testest
2008年5月19日9:15

不幸な事を考えている若者達に伝えたい。

私のお爺さんやお婆さんは幼い頃に亡くなってしまったので
私自身が何かを感じることが出来なかった。

25才を過ぎたあたりから痛いほど感じるようになった、身近な人の死への悲しみ。
「俺の子になれ」と言ってくれた親父の兄。
死ぬ前日まで私を説教してくれた広告代理店のお爺さん。
意識の薄い中「ありがとう」と言ってくれた彼女のお婆さん。
企画書を何枚もミスプリしてくれたカラリオ。

いつも心が壊れるくらい泣いてしまう自分。
(思い出したら少し泣けてきたorz)
いつかそんな感情に慣れてしまう日が来るのかもしれない。

どうか大切にして下さい。

貴方の“それ”は貴方だけのものではないんです。
神が定めた天寿すら書きかえ伸ばそうと、一生懸命に愛情を注ぐ人がいるんです。
貴方の一念で永遠の決断をしないで下さい。
きっと、まだやれるはずです。
どうかどうか大切に使ってあげて下さい。

プリンターよフォーエバー。

ともつう
ともつう
2008年5月19日23:06

こんなものをきちんと読んでくれる人がいるとは。
まーとりあえず、インクリボン5本確保したんでまだ数年はいける!(本当か?)

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