選挙終わりましたね。
結果は予想できたわけなんですが、
ちょっと思ったことを。

やっぱり日本では小選挙区制は向いてないと思う。
ちょっときつい書き方になるけど、
いい意味でも悪い意味でも日本人は「流されやすい」
自分自身で考える事をやめてる人が多いのかも。
したがって…
選挙結果が極端になりやすい感がある。

今回の各政党の得票比率と実際の議席数に結構な差があるように、
もともと小選挙区制では、実際の支持率よりも極端に差がつく。
日本人の「流されやすい」性質も考慮すると、どちらかが壊滅するような結果にしかならない。
また、少規模の政党には極端に不利になる。
この辺もあって、比例代表制も並立してるんだけど、現在の議席配分ではどうなんでしょうね?
ただ、この選挙制度は自民党が決めてるわけで、今回に限っていえば自業自得かも。

じゃあ、どんな方法がいいかと言われると私にもわかりません。
全部比例代表制だと、確かに実際の「政党」の支持率には近づく。
でもそれは、個人で、という人を排除する事になる。
昔の全国区みたいにすれば、知名度だけで決まってしまう。
昔、青島幸男氏がとんでもない票数集めたりしたのを知ってる人もいるかな?
ついでに書くと、全国区を残酷区などと言う表現もあって、
選挙期間中に全国回れといわれても、「できるか!!!!!」となる。

ちょっと話をずらして、
今回は誰が自民党のリーダーでも大差ないでしょうね。
正直なところ、麻生総理は貧乏くじを引いただけだと思う。
結局党内で足を引っ張り合ってるだけで、徐々に国民の心が離れていってるのを自覚しなかった。
こんなとこだと思う。

さて、私の住んでるとこの話に。
今回、福井は小選挙区では全国でも数少ない自民独占になったようです。
が、比例の方では、民主党の方が投票数が多かった。
で、小選挙区から自民3、比例復活で民主3(+比例単独1)
totalすれば7人ですか。人口82万しかいないのに。
やっぱりこの選挙制度、なんか問題あるのでは?とも思う。
ちなみに東京は全部で43人当選者が出ている。人口は1300万ですが。
あれ、確か2倍を超えたらたしか…
実際は福井は北信越ブロックなので、単独で7人ではない。
でもちょっと釈然としない気もする。

話がそれた。
福井はどうも自民が強いというより、個人への支持者が多いんですかね。
当選した方々は政党名を前面に押し出してなかった気もします。
ま、自民側は小選挙区で落選すればもう実質絶望、
これに対して民主側は小選挙区で落選しても比例復活が濃厚。
ですから、必死になる度合いも違う気はします。

今回の選挙で一番印象に残ったのは所用で実家に帰ったとき、
某元首相が必死に選挙カーから手を振ってたこと。
さすがに足元すくわれることは無かったのですが。
別の地方では元首相が落選したわけで、これを考えると情勢判断は的確だったのでしょね。

さて、次はトーナメントだー!
…9月は秋だぞ。ついでに言うと時期がずれて人が(ry

コメント

nophoto
zor
2009年8月31日23:00

銭酷区ともいってましたねぇ。落選した元首相=水玉ネクタイのことかー。もう歳だし政見放送がもうやめてライフはもうゼロよと定型句を言いたくなるくらい、酷かった。小選挙区で候補者を立てないと、政党の宣伝が制限されるので比例復活の為の捨て石になった人の典型でしたねぇ。南無〜 地元の支持者のまとめ役まで比例名簿に載っけて、戦線伸びきった民主王国はEGでひっくり返されそうでゲームとして見ものですよ。

ともつう
2009年8月31日23:29

銭酷区も、聞いたことはあるね。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索